2023-04

観光・まちづくり

京都観光するなら、らしい風景が残る田の字地区をじっくり見ておこう

京都は世界的な観光地だけに訪れる人が多くて、有名どころに行くと平日でも大変な混雑に巻き込まれます。清水寺の参道なんか、あまりの人の多さに圧倒されてしまいます。 コロナ禍が落ち着いてきたとはいえ、観光に便利な洛バスは休止中のようですし、二条城...
観光・まちづくり

飛騨高山。郷土料理から日本海の魚まで幅広く堪能できる居心地の良い店

飛騨観光を楽しむなら高山は外せません。今なら春の息吹が感じられるし、夏は奥飛騨の新穂高ロープウェイで山の涼しさを満喫できる。秋は紅葉が美しく、冬はしんしんと冷え込む中で温泉を堪能する楽しみもある。そう、一年中楽しめる、いい場所だと思います。...
乗り物

鹿児島でのんびり観光するなら2つのフェリーを乗りこなしたい

■いつでも気軽に往復できる鹿児島に行くと、用もないのに乗りたくなるのが桜島フェリーです。この船は鹿児島市船舶局が運営し、鹿児島港と対岸の桜島港の約3.4㎞を15分で結んでいます。 運行はなんと、24時間体制。日中なら1時間あたり4~5往復。...
食文化

日本一のこんにゃく大好き県は〇〇県。玉〇〇と郷土料理が立役者!?

日本で一番こんにゃくを生産しているのは群馬県。都道府県別に見ても毎年90%前後のシェアを占めている、圧倒的なこんにゃく王国です。さぞかし県民はたっぷりこんにゃくを食べている……。 と、書きたいところですが、総務省統計局の家計調査(二人以上世...
食文化

山国ならではの保存食。香り豊かな夏野菜と共に絶妙な和え物にする

ある夏の日。長野県出身の方の法事に参列した際、親族の方々と共に故人を偲んでお酒をいただいた。そこに並べられていたのがミョウガやきゅうりがアクセントの、絶妙な味わいのツマミでした。すすめられるままにひと口。 「な、なんだこれは! うまいじゃな...
食文化

海なし県だからこそ、海にこだわり、あの高級品が名物になった

2005年、塩山市、勝沼町、大和村が合併してできたのが人口約3万人の甲州市。JR中央本線や中央自動車道により都心とのアクセスがよい割に、自然がいっぱいの観光地でもあります。 酒呑み的に気になるのは、市のシンボル的存在であるぶどうの丘です。甲...
食文化

福岡に行ったらぜひ寄りたい。玄界灘の鮮魚がズラリ並ぶ道の駅

福岡県の二大都市といえば福岡市と北九州市。どちらも仕事や観光で訪れる人が多く、市街地にはたくさんのホテルや飲食店が並びます。僕も福岡に行くなら、このどちらかの都市に泊まり、夜は「ごまさば」や「とり皮」で酒を楽しむのが楽しみです。 そして滞在...
観光・まちづくり

日本最西端の島は台湾に行くより遠かった。僕が与那国島で感じたこと

与那国島を知っていますか? 僕が初めてこの島に行ったのは、2008年のこと。もちろん仕事です。JAL(JTA)が羽田から与那国をうまい具合に乗り継ぐ便を飛ばしてまして、こんなスケジュールになりました。 羽田→NU0071・3時間10分→石垣...
観光・まちづくり

土佐弁を聞きながら、地元ならではの買い物を楽しもう

■ひろめ市場の由来高知市で観光客によく知られているスポットといえば、1998年にオープンし、酒呑み天国の核になっている「ひろめ市場」です。休みはほとんどなし。中に入ると、ちょっと賑やかなフードコートに見えるけれど、昼間でもお酒片手に盛り上が...
食文化

道東の肥満問題は、基幹産業とその歴史が大きな影響を与えていた?

別記事で北海道野付郡別海町の健康問題について触れたところ、思った以上にアクセスが多かったようです。今回はその続編として、別海町の基幹産業と歴史を絡め、さらに詳しくご紹介します。 ■一気に近代化した酪農事業別海は酪農の町として知られています。...
乗り物

JGCサファイアを達成した年の搭乗記録。自腹でやるのはお勧めしません

JALのJGC、ANAのSFC。どちらのステイタスを取るのも、かなり飛行機に乗らないと達成することができません。どのくらい乗ればいいかという参考のため、僕の2009年度のJAL搭乗記録を公開します。 合計搭乗回数が38のうち、マイル積算対象...
風土風習

八十八夜はもうすぐ。5月のまばゆい光の中、知覧の茶畑で感じたこと

日本を代表する飲み物といえば日本茶です。有名な産地は、東日本の人なら静岡県がまず思い浮かびますよね。確かに栽培面積、生産量とも日本一です。 一方、西日本、とくに九州地方の人にとって馴染み深いのは鹿児島県。実は静岡県に次いで生産量は2位、産出...
食文化

飛騨高山の食文化を大切にする地元スーパーは観光客も必見

飛騨地方の食文化といえば、以前、下呂の記事で「トンチャン」や「ケイチャン」をご紹介しました。今回はもう少し北に向かい、飛騨地方の中心地と呼ばれる高山市について取り上げます。 現在の高山市は2002年、平成の大合併が進んでいるさ中、高山市、丹...
食文化

名山堀あかね、思い出のギャラリーを追加しました

以前記事にした、鹿児島市の名山堀「あかね」について、当時を知る方からメールをいただきました。紹介したことを怒られるかなと思っていたら、ご丁寧な文章で「とても懐かしく読みましたと」書いてありました。ありがとうございます。 その中に「おでん」の...
乗り物

裏切られるのに、また優しくされる。船ってツンデレだと思います

酔うといえば酒か乗り物です。 僕の場合、前者はたいてい気持ちのよいものであり、滅多に深酔いしません。ちょっと冗舌になり、余計に食欲が増し、幸せな気分になる程度。ほとんど居酒屋メニュの夕食で酒を呑み、食後ソファに寝転び、テレビを観ながら寝落ち...
食文化

仙台名物の牛タンは、地元の人たちも食べているのだろうか?

不思議だったのです。なぜ仙台が牛タンなのか。 いろいろ調べると、有力なのはある料理人が試行錯誤して、牛タンを焼くという料理にたどり着いたとか。宮城県は全国でそれなりに牛の飼養頭数も上位にいるけれど、それが理由じゃなくて、おいしい食べ方を考案...
観光・まちづくり

高知の県庁所在地は高知市だけど、鰹の国の首都は中土佐町久礼だよね

中土佐町久礼という漁師町の存在に興味を持ったのは1994年、某カード会社会員誌取材のため、JR土讃線土佐久礼駅に降り立った時のことです。目的はとびっきりの「カツオ」。駅では町役場の担当者が出迎えてくれました。 ご挨拶した後、最初に連れていか...
観光・まちづくり

民間主導のお手本、丸亀町商店街は他のまちづくり、再開発と何が違う? 

香川県の県庁所在地、高松市の推計人口は最新(2023年3月)で約41万3000人。四国の県庁所在地では松山市(約50万人)に次ぐもので、古くから本州と四国を繋ぐ玄関口になっていました。 JR高松駅すぐ北側の高松港 かくいう僕も両親の故郷が高...