地区踏査とは、実際にその地を訪れ、自分の足で歩き、見て、人と接するなどして、どのような土地なのかを総合的に把握することをいいます。
公衆衛生の世界ではこれを利用し、その土地の健康課題や解決策を練る(地区診断)わけで、大学の看護学部等の保健師教育では、地区踏査の実習が重要な役割を果たします。
などと書くと堅苦しく思うかもしれませんが、要するに、その土地の歴史、食文化、産業、人々の生活を深く知ること。これは旅を楽しむうえで、とても重要な行動のひとつなのです。
五感を駆使し、その土地をことを知ると、思い出もより深いものになりますよ。皆さんもそんな地区踏査的な旅をお楽しみください。