島のAコープは食料にお酒、飼料や肥料も揃うよろずやだった

食文化

沖縄県島尻郡粟国村は、沖縄本島の那覇から北西に約60㎞ほどに位置する人口660人ほどの小さな島です。本島からの交通手段は飛行機なら約20分、船なら約2時間。

絶海の孤島というほどの環境ではありませんが、この人口で大きなショッピングセンターはあるはずもなく、僕の知る限り3軒ほどのお店が点在していました。その中のひとつ、JAおきなわが運営しているお店が、こちらです。

外観はスーパーマーケットという感じじゃないですよね。正式名称は「JAおきなわ粟国支店購買店舗=Aコープ粟国店」。ぼやーっと歩いていると見逃してしまいそうな外観でした。

少々暗めな店内に入ります。小規模なのでスーパーマーケットの常識である野菜から始まる展開にはなりません。そんな中で僕の目を奪ったのは、オキハムのレトルトシリーズでした。

イカ汁、いなむどぅち、中味汁、山羊汁、てびち、ソーキ汁……。

沖縄の食文化をよく知らないと、迷宮にはまってしまいそうな名前ばかりです(汗) ちなみにオキハムは、地元の有名企業。伝統料理をレトルトにしたこの製品は、お土産にもなりますね。

意外だったのは、流通を確保するため醤油がナショナルブランドだったこと。普通タイプのほか、「あまくち」が並んでいるのは、九州でも同じなので、味覚が甘みを欲しているということなのでしょう。

おやつの定番はサーターアンダギー。関東などではホットケーキミックスで代用しちゃいますが、こちらはちゃんと専用品。ちょいとコネて揚げればできあがり。

粟国ならではのお土産にもなる、あぐにようかん。黒糖>、ウフ豆(フジ豆)、塩の3種類がありました。そてつ味噌

水やお茶は箱ごと山積。もちろんビールはオリオンです。これ、沖縄の常識

さすが沖縄と唸ったのは、ソーメンの種類の多さ&使い道にチャンプルーの文字と写真があったこと。撮影したのが1月なんですけどね。

チャンプルーには麩もよく使うので、こんなに揃っています。

小さな島のスーパーマーケットなので、何でも扱っています。日用雑貨に野菜の種、子どもが喜びそうなお菓子、さらに注文販売なのか飼料や肥料の手書きリストも壁に貼ってありました。

醤油や油などは大きな容量のものから売れていくとはお店のお姉さんの弁。大量消費はもちろん、島だから「ある時にどんと買っておく」名残りのようです。

協力:JAおきなわ粟国支店

写真は2008年に撮影しています。

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