高知の田舎寿司を徹底解剖。旅行に行ったらぜひ食べてみて!

食文化

よしぞうは、高知の名物を聞かれると「田舎寿司」だと答えます。田舎寿司=郷土の寿司なので、日本各地に根付いた寿司はあるのですが、その種類と県民からの愛され度、日常生活への密着度は高知が圧倒的。

以前の田舎寿司を紹介した記事にも書いたように、高知では県内どのスーパーに行っても、お惣菜売り場には必ず田舎寿司があって、普通のお弁当を買うのと同じように、気軽に手に取って買うことができます。

普通に売っている寿司が普通じゃない。高知の田舎寿司は最強の郷土料理
突然ですが、ハッキリ宣言します。高知の最強郷土料理は田舎寿司です! のっけからこんなことを書くと驚かれると思います。中には「まずはカツオのたたきや皿鉢料理でしょ?」との声もあるでしょう。しかし、それらは現在、観光客が安価で気軽に食べられるも...

高知地名物の街路市でもそれは同じ。

数種類の寿司がパック詰めされているのが基本ですが、今回はひとつひとつを取り出してご紹介することにしますね。

見栄えを意識せずに撮ったものが多いはご勘弁を。さて、アナタはいくつ知っていたでしょうか?

椎茸
じゅんわりと煮含めた椎茸の甘味がご飯とよく合います。

みょうが
しゃきっとした食感と、酢漬けの酸味が特長。

大根
半月型に切った大根を、いなりのように袋状に切り込みを入れ中に酢飯。ピンクの着色も可愛い。

こんにゃく
定番中の定番! 甘く煮含めたこんにゃくの食感と柑橘の効いた酢飯がよく合います。

竹の子
独特の食感が楽しめる。通年あり。

竹の子
こちらは秋が旬の四方竹。押し寿司になっているが、本来は中に詰めるはず。

ナス
まんま漬物のナスを利用。これも立派な寿司のひとつ。

りゅうきゅう
上に乗っている緑色のものがりゅうきゅう。ハスイモの茎です。しゃきしゃきした食感がクセになります。

サバ
こちらは姿寿司用だけど、よく見ると皮目が内側になっていて、この状態をかいさま寿司といいます。

サバ(バッテラ)
こちらもかいさま状態+昆布の組合せなのでバッテラです。

アジ
小さなアジもこうして姿寿司になります。ちょっと小骨が多くて初めての人はつらいかも。

タチウオ
こちらも皮目が内側になっていますね。タチウオはこの姿が定番です。

アマダイ
正直な話、魚ならほとんどのものが姿寿司になっちゃいます。

カマス
姿寿司にするのが定番ながら、たまに握り形状のものも。これがとてもうまかった!

イワシ
こちらはウルメイワシです。結構酢がきつめで独特の味わいでした。

昆布巻
中味は何も入ってません。外側の昆布だけです。だけど絶妙にうまいのは、昆布に上手な味付けをしているから。なかには魚のアラでアジをつけるところもあります。幡多地方の定番。

卵焼き
なぜか卵焼きだけで巻いた寿司も定番です。こちらも幡多地方に多い。

金時豆
甘く煮た金時豆の押し寿司。ぇえ? と思うでしょうが、これがうまいんだ!

おから
上に乗っているのはイワシですが、注目はシャリの部分。これ、おからです。「ろくやた」と呼んでます。結構癖があります。

カツオ
カツオ飯を海苔巻にしたもの。これはこれでアリかもしれません。

↓自分で寿司盛り作るのも楽しいですよ♪

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