横手やきそばは目玉焼き、福神漬け、挽肉がポイント

食文化

焼きそばが名物ですか?


実はちょっと不安だった。なにがってそりゃあ、土地の名物に焼きそばなぞ出されても、これといって地産地消になっているわけでもなし、なんだか名物と呼ぶには無理があるような気がしていたからだ。まぁ、B級グルメといえばそうなんだけどね…。


などとあまり気乗りしないままにやってきた秋田県横手市。駅前をウロウロしていたら少々気持ちが変わってきた。なぜって、やけに横手焼きそばの文字が見えるのです。食堂でも居酒屋でも気軽に食べられるものらしい。なるほど、そういう敷居の低さはいいね。見直しました。


たくさんの候補から突撃したのは、食い道楽駅前店さん。2007年の横手焼きそばグランプリの店だ。

一応、居酒屋ということになるのだろうか? カウンターの中では忙しそうに鍋を振る店長さんの姿があった。なんだかんだで期待も膨らみ、さっそく注文。


ぉおっと、豪快に鍋から火柱があがります。手際もいい。しゃっしゃかと鍋を振り、じゅんわぁあああーーーーと音を奏でながら登場したのが、コレだった。


まずはひと口。じゅっ・・・じゅるるる。見た目より水分あるのね。あ、でも、うまいわ。ありゃ、じゅる、じゅるるる、ずっずぅーーーーー。はっふ♪


あっという間に食いきった。こりゃタマラン。値段も安い(470円)しハマりました。

その後、せっかくなので別の店にも突撃。同じく横手駅近くに店を構えていた居酒屋の七兵衛さんの横手焼きそばを堪能。こちらは食道楽さんよりソースが多め。さらに追いソースができるようになっていた。

*画像や価格は2008年、交通新聞社「旅の手帖」取材時。

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